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豊洲市場問題

豊洲市場問題

 

 豊洲市場への移転問題について

 

    東京都知事に就任した小池百合子氏の豊洲市場に移転する予定日の延期によって問題が発覚し始めました。

 

    延期の発表は、地下空間の問題や環境調査による有害物質に危惧がある状態の豊洲に移転するより、築地市場に留まるべきとしたグループには朗報となりました。

 

  しかし、築地市場の老朽化問題や移転準備作業を進めて欲しいグループは大反発でした。

 

   この問題は小池氏が都知事に就任した結果、発覚したのではないかと思います。推測ですが、都議会自民党の候補が当選していたらこの問題は発覚したのだろうか?

と懐疑的な思いで見ております。

 

 では、まず小池氏が都知事なった経緯から紹介していきます。

 

 前職の舛添氏の失脚により、政界の渡り鳥と呼ばれた小池氏は自民党の推薦候補としてではなく、独自で立候補し、7月31日に執行された選挙の結果、2位以下の候補を大きく引き離して291万2628票を獲得しました。

 

  女性としては初めて東京都知事に当選しました。

  同年8月2日、東京都選挙管理委員会が当選の旨を告示し、同日付で第20代東京都知事に就任しました。

 

 なぜ、豊洲移転日の延期となってしまったのでしょうか?

 

 平成28年11月7日に予定されていた築地市場豊洲移転が決まっていました。

  しかし、小池都知事が8月31日に延期を発表し、「延期の是非」「延期に伴う損失補償」「新たな引っ越しはいつになるのか」の3点を中心に議論されるだろうと考えられていました。

 

 延期の理由は、

<1>下水モニタリング調査の8回目の結果を待つべきだ

<2>豊洲建設経費膨張の理由を解明したい

<3>業者の不満や安全性についての情報公開が必要

 

  3点だったが、これらは選挙中の主張と同様です。

 

  知事就任後ひと月の間に特段の新たな材料が出ておらず、延期理由が補強されたわけでもなかったので、争点は「延期の是非」とみられていました。

 

 選挙戦での公約もあったので、仕方がないと思われていましたが、ある出来事で一変しました。

 

それは、

 

 9月7日、共産党都議団が「市場の地下を調査したい」と東京都に申し入れました。誰かが同党に通報したのが発端とも報道されています。

 

 地下ピットは、豊洲の建物ようなおおきな建築物には、設けられているケースもあります。

 

  地下には、設備配管や、電気設備の配管ラックスペースなどがあり、また、地下には、水がたまる事もあるので、排水設備など兼ね備えた場所もあります。

 

 しかし、豊洲の地下にはすでに水が溜まっており、自然界では考えられない強アルカリ性の液体が溜まっていました。

 

この液体の出どころもわかっておらず、現在調査中とのことです。

 

 では、東京都は今までどのように発表してきたのでしょうか?

 

 計画では、地下スペースはありませんでした。だから、豊洲の地下土壌問題はクリアされていると広報され、都民を欺いた形になりました。

 

 実際は有害物質ベンゼンヒ素が検出される結果となりました。

 

以上の結果、責任はどこにあるのか?

 

平成28年9月30日 小池都知事 定例記者会見

 

 動画のように特定できないというのが、今の状況みたいです。

 

本当に無責任です。都民の税金をなんだと思ってるのかという気持ちになります。

 

 この問題は、現在進行形であり、これからいろいろ解明されていくのではいかと思います。

 

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